インターネットFAXその④
前回より、電話回線の代わりに「インターネット」を使って「FAX」を送る、「インターネットFAX」についてお話しました。
お互いがインターネットFAX機能を使ってFAXのやりとりをすると、なんと通信費が¥0になってしまうという内容でしたね。
今回は、いったいどうやって送受信するのかその仕組みについてお届けします!
【インターネットFAXのからくり】
「インターネットFAX」というのは簡単に言えば、「FAXをメールとして送る」ことなんです。
皆さんもパソコンや携帯電話のメール機能をお使いになっていると思いますが、そのメールにはファイル添付という機能がついていますよね。
パソコンで作成した文書ファイルや、携帯電話で撮影した写真をメールに添付して送ると、相手側はそのファイルをメールで受け取ることができます。
それと同じことをFAXで行うのが、「インターネットFAX」なんです。
こうやって書くと難しそうですが、インターネットFAXを使うのはとっても簡単ですよ。
手書きのFAXでも、コピーした地図でも、普段どおり今までどおりFAXに読み取らせて送信するだけ。相手側も今まで電話回線を使っていたのと同様に受信します。
ひとつだけ違うのが、これまではFAX番号をダイヤルして送っていたものが、「メールとして送る」ということなんです。実際の送り方もワンタッチダイヤルに、FAX番号のかわりにFAX用のメールアドレスを登録しておくだけなんです。
ワンタッチダイヤルを登録したら後は普通のFAXを送るのと同様の方法で、「インターネットFAX」を送信することができるんですね。
ここで、注意点。
インターネットFAXは、メールアドレスを使ってやり取りする為、『 FAX用のメールアドレス ⇔ 通常のFAX番号 』 間では通信できません。
送り先がFAX用のメールアドレスを使用していない場合は、電話回線を使って送信することになります。
でもご安心下さい。インターネットFAXはインターネットで使用するための専用FAX機のことではありません。
普通のFAX/複合機にその機能が付いているか、いないか?の問題なのです。
インターネットFAX機能が付いていれば両方使えますよ。ということなんです。
いかがでしたが?
もし複数の拠点をお持ちで、インターネットをお使いの方でしたら、FAXの通信費が無料になるかもしれません。
もしかしたら、今お使いのFAX機にもインターネットFAX機能が搭載されているかもしれませんよ。
(気になった方はお気軽にご相談くださいね。よろしかったら状況判断いたします!)